伝統と素材・石州素舞流の家ロゴ
 
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石州素舞流コンセプト
石州素舞流の家づくり
豊かな風土で育まれた良質の木材と瓦・新しさの中にも伝統
森から住まいへ
家づくりの流れ

 


山と町、川かみと川しもが、ひとつになるとき。

木は人々の「住」を支える基本的な材料として古くから使われてきました。加工しやすく、頑丈で耐久性に富んでいたからです。今、再び自然素材の利用が家づくりで求められるようになりました。それは自然素材がもつ温もり、優しさが私たちにやすらぎを与えてくれることに気付いたからです。


山は木材の生産、水源の涵養、災害の防止などたくさんの機能を持っています。特に森林は二酸化炭素を吸収し温暖化防止の面で重要な役割を果しています。木は再生可能な資源であり、環境に調和した利用が今日の課題です。

木には伐り旬があります。木の成長がゆるやかな秋から冬がベストです。伐採後は色を良くし乾燥費を節約するため、枝葉を付けたまま山に放置し枝葉から水分を蒸発させる葉枯らし乾燥を行い、運搬しやすいように玉切りして出荷します。

原木丸太は、製品の目的に応じて径の大きさ、芯の位置、年輪等見定め、反りを予想して適寸の柱や梁、板に加工し乾燥させます。乾燥は強度を増し、虫や菌の被害、ねじれや狂いを防ぐ上で大切な作業です。
 

自然の採光や室内換気を重視することにより、健康や環境にやさしいプランを基本とし、家族構成の変化に対応でき、吹き抜け等の快適な空間や庭など外部との関わりを大切にした、お客様と共に考えるデザインを提案します。

大工は木の癖や乾燥状態を見て木の組み方を考えます。木の特性を熟知した大工の確かな技術によって丈夫な骨格を組み上げます。細やかな気配りで心地良い木肌に仕上げることも大工の腕にかかっています。
 

屋根は家を守るもの。石州瓦は、良質の陶土を原料に技術革新を重ねて、日本三大産地のひとつとして発展しました。丈夫で防水性が高く風化や塩害に強い、夏涼しく冬暖かい優れた屋根材として永く建物と町並みの美しさを保ち続けます。

壁は室内の湿度を調整する役割があります。竹小舞の下地に何度も塗った土壁が静かに呼吸する壁。ご要望に応じて、土、漆喰などの自然素材を組合わせ様々な壁の表情をつくりだします。熟練の石見左官の鏝が壁に命を与えます。
 

柱、梁、床等の木材、瓦屋根、漆喰の壁が自然素材を実感させます。使うほどに馴染み、経年変化が楽しめます。完成後こそ確かな心強さと愛着がわいてきます。住みながら少しずつ手を入れることも可能です。家族とともに成長する家の完成です。
お問合せ
<石見の匠・住まい造り集団>
石州素舞流(せきしゅうすまいる)
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