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12/14設置

めざせ登録!!
石見銀山世界遺産候補決定

(掲載日平成12年12月20日)


遺跡発掘現場
 去る11月17日、文化財保護審議会は世界遺産条約特別委員会からの報告を受け、石見銀山など3件を世界遺産暫定リストへの追加物件として了承しました。
 なお、文化庁では今後、世界遺産条約関係省庁連絡会議を経て、平成13年1月に3件をユネスコ世界遺産センター(パリ)に提出する予定です。
 そして、そこで正式に世界遺産暫定リストとして登載されます。

山吹城跡地→大森町町並み

我が国の世界遺産登録状況
 我が国では、平成4年と平成7年(追加)に合計11件の文化遺産からなる暫定リストを作成・提出しています。このうち、これまでに法隆寺地域の仏教建造物・姫路城・古都京都の文化財・白川郷五箇山の合掌造りの集落・厳島神社・原爆ドーム・古都奈良の文化財・日光の社寺の以上8件が世界遺産に登録されています。なお、琉球王国のグスク及び関連遺産郡については推薦中でしたが、今年の第24回世界遺産委員会でその登録が決定しました。
 また、これら文化遺産以外に、白神山地と屋久島が自然遺産として世界遺産に登録されています。
 そして、暫定リストには彦根城と古都鎌倉の寺院神社があり、今回新たに石見銀山遺跡・平泉の文化遺産・紀伊山地の霊場と参詣道が加わります。
暫定リストへの追加について
 暫定リストへの追加について、第12回世界遺産条約締結国会議が決議した「世界遺産一覧表の代表性を確保する方法と手段」において方針が示されており、今回の文化財保護審議会では次の基準を満たすものを選定しました。
@文化的景観や産業遺産などを選考対象とする。
A選定する物件を厳選することとし、
(ア)世界文化の見地から高い評価を有している国宝建造物、特別史跡、特別名勝を中心とする一群の文化財から選定する。
(イ)特に世界的意義が認められるもの、日本遺産を代表とするもの、同種の物件の国内外における比較において代表的なものを選定する。
B保護の体制が整備され、環境保全が十分に図られているものを対象とする。
石見銀山遺跡について
 石見銀山遺跡は、16〜17世紀の銀生産最盛期には海外にも多く輸出され、当時の世界の産銀量の約3分の1を占めたといわれる日本銀のかなりの部分を占め、世界の経済に大きな影響力をもっていた銀山遺跡であり、中世から近世の銀山の全容を良好に残している稀な産業遺跡として、今回暫定リストに追加されることになりました。